地域や企業と協働した絵本カーニバル

「0歳から100歳までの本」といわれるように、絵本は、すべての人に開かれているメディアです。生まれたばかりの赤ちゃんとお母さんのコミュニケーションツールであり、子どもたちの冒険の場であり、大人が忘れてしまったみずみずしい感性を呼び覚ます鍵でもあります。そして絵と言葉をつないで未知なる世界を拓く本であり、過去・現在・未来をつないで時間を紡ぐ本です。そういった絵本の持つ力とともに、絵本というメディアの持つー子ども時代の体験が内包されていること、誰にでも開かれており寛容であること、誰かと一緒に読み体験を共有できることーなどの特殊性が生み出す効果を最大限に引き出すのが絵本カーニバルであり、そしてまた、これら絵本の持つ要素こそが、現代社会が求めているものなのではないかと思うのです。

「絵本カーニバル」は1997年、東京国際フォーラムの開館記念事業イベント「チルドレンズ・ミュージアム・遊ぼう!絵本・カーニバル‘97」を開催したことを契機に、その後、恵比寿ガーデンプレイス、グランドプリンスホテル新高輪、大阪りんくうタウン、岐阜県立未来会館、京都市立芸術センターなどで、全国各地に招待され「絵本カーニバル」を開催してきました。
その後、全国の美術館、科学館、図書館、文化ホール、そしてチルドレンズミュージアムなどで、体験型絵本イベント「絵本カーニバル」としてバージョンアップされて開催を続けてきました。

また、この「絵本カーニバル」では、絵本の展示を中心に、絵本作家や児童文学者、専門家と協力し、子どもたちの成育環境を見守り、身体と心のケアという観点から、子どもの居場所づくり、子ども向け絵本コンテンツの制作、子どもたちの身体表現分野でのワークショップを展開しています。
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